九谷焼染付作家が制作・販売する普段使いの食器です。贈答品ギフトにも。

九谷焼の染付 あくび

筆の絵具が素焼きの下地に染み込む様子から陶器に絵を描く作業を染付けと呼んでいます。

  


素焼きの器に無心で筆を走らせる、焼き上がった時の穏やかな色合いをイメージしながら一気に書きあげて行きます。
「呉須」を使って美しく仕上げるには素早く確実なタッチが必要となります。
「あくび」の染付けは鮮やかなコバルトブルーの穏やかな色合いが魅力です。
また、器のコーディネートをコバルトブルーに統一すると、とても爽やかに、豊かにしてくれます。

  


磁器の絵付けに使われる特殊な絵の具を「呉須」と呼んでいます。
「呉須」の名前の由来は原産地中国の「呉須」地方の地名から生まれました。
「呉須」には有害物質が含まれていると言われていて、長く使用すると体内に蓄積されて健康障害を引き起こす原因になると報告されています。
しかし、私が製作する器は染付けの後にうわぐすりを塗って焼くため全く無害です。どうぞご安心ください。

1973年
石川県小松市生まれ
1997年 実家の窯元にて絵付け始める
2002年 第58回現展初出品初入選
2003年 第59回現展初出品初入選
第42回北陸中日美術展入選
2004年 第60回現展入選 会友に推薦される
第43回北陸中日美術展入選
第44回北陸中日美術展入選
1998年〜 現在にまで、個展多数

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